<推薦理由>
本事業は、こどもの職業観、勤労観の育成と地域の教育力の向上を図るため、学校及び各協力団体、協力機関が相互に連携し、職場体験活動を通して、地域の子どもを地域の大人が育てることをテーマに掲げ実施しているものである。
三島市8中学校(公立7校・私立1校)の主として2年生が連続3日間の職場体験を行っている。
せせらぎ三島ロータリークラブは、本事業を開始する前平成8年から青少年育成セミナーを始め、平成10年までに計6回の体験セミナーを実施し、平成11年度(1999年)から、三島北中学校の職場体験活動に協力してきた。平成16年度からは本事業の推進や役として各企業に働きかけて中学生の受け入れ先を確保し、積極的に職場体験活動実施に協力してきた。
市内各中学校の職場体験発表会にも積極的に参加し、特に班別ディスカッションでは、せせらぎ三島ロータリークラブ会員と中学生が共に意見交換する場を大切にしてきた。
かつて青少年奉仕活動として小学校の高学年と中学生を主な対象として「新世代育成セミナー」を開催し、「職業について学ぶ」場を提供してきた。その精神をこの職場体験活動に生かすとともに、現在もクラブ内に奉仕プロジェクトを立ち上げ、青少年育成に大いに関わっている。